• お肉の解凍どうしていますか?

    お肉の解凍どうしていますか?

    冷凍技術のめざましい発展で、いろいろな種類のお肉を買うことができます。長く保存できるため、生のお肉を冷凍することも多いと思います。   お肉を解凍って、どうしていますか?一般的には冷蔵庫解凍、冷水解凍、電子レンジの解凍機能を使う等いろいろありますね。お肉にとって何がいいのでしょうか?   肉を解凍する際には、食品の安全性と品質を保つために適切な方法を選ぶことが重要です。以下に、最善の肉解凍方法をいくつか説明します。 1. 冷蔵庫でのゆっくり解凍: 冷蔵庫内でゆっくりと肉を解凍する方法が最も安全でおすすめです。以下の手順に従って行います。 冷凍肉を食品保存用の容器または袋に入れ、必要に応じて密閉します。 解凍する肉を冷蔵庫の下段に移動し、食材との交差汚染を避けます。 冷蔵庫内での解凍は時間がかかりますが、食品中の細菌の成長を抑えるために安全です。大まかな目安として、1キログラムあたり5時間程度の時間が必要です。 2. 冷水での解凍: 急速な解凍が必要な場合、冷水で解凍する方法がありますが、注意が必要です。 解凍する肉を密閉された袋に入れ、水に完全に浸けます。 水が常に冷たい状態に保たれるよう、水を定期的に交換します。 解凍時間は肉のサイズによって異なりますが、大まかには1キログラムあたり1時間程度が目安です。 3. 電子レンジを使用する場合: 一部の電子レンジには解凍機能が搭載されていることがありますが、注意が必要です。 電子レンジの解凍機能を使用する場合でも、肉の一部が一部加熱されてしまう可能性があるため、解凍後はすぐに調理することをおすすめします。また、加熱された部分は質感が変わることがあります。   肉屋がおすすめする解凍方法は、「冷蔵庫でゆっくり解凍」です。 その理由は、一番品質が良い状態で解凍できるからです。 食品安全性: 冷蔵庫内の低温状態で解凍することにより、細菌の成長が遅くなります。食品が適切な温度で解凍されるため、食中毒のリスクが低くなります。 調理時の利点: 冷蔵庫内でゆっくり解凍された肉は、調理時に均一な加熱が可能です。急速に解凍された肉は内部が凍ったままだったり、一部が過熱されてしまうことがありますが、冷蔵庫解凍はそのようなリスクが低くなります。 品質の維持: 冷蔵庫内のゆっくりとした解凍は、肉の質感や風味を保つのに役立ちます。急速な解凍方法よりも、解凍後の肉の品質が高い可能性があります。これは、肉から出る肉汁(ドリップといいます)が最小限に抑えられるためです。このドリップには肉のうま味が含まれていますので、うま味が損なわれてしまうのです。 交差汚染の防止: 冷蔵庫内で解凍する場合、肉からでる肉汁(ドリップ)が他の食材と交差汚染するリスクが低くなります。肉を密閉された容器や袋に入れて解凍することで、食材同士の接触を防げます。 時間の柔軟性: 冷蔵庫での解凍は時間をかけて行うため、解凍が完了する前に調理する必要がないという柔軟性があります。急いで調理する必要がなく、食事の計画を立てやすくなります。  時間があれば、ぜひ、冷蔵庫でお肉をゆっくり解凍してみてくださいね。食べるときに一番おいしい状態でお召し上がりいただけます!
  • 自宅でもひき肉ができるってご存じでしたか?

    自宅でもひき肉ができるってご存じでしたか?

    ひき肉って買ってくる品物として定着していますが、実は自宅でも簡単にできるんです。お肉の部位や赤身と脂の配合を始め、粗目や細目にすることでいろいろな仕上がりを楽しむことができるます。 お肉屋さんでは、長年の経験でうまく配合して作ります。例えば、使う部位だったり、かたまりのお肉のどの部分のスジを取り除くのか、赤身と脂の配合の仕方、挽き方等いろいろあります。 自分オリジナルのひき肉を作るのも楽しいものですよ~。 作り方はとっても簡単です。 用意するもの: かたまりの肉(なんでも大丈夫です。モモや肩ロース等) 鍋やボウル よく研がれた包丁かフードプロセッサー まな板 冷蔵庫   手順: 準備と清潔さ: 作業を始める前に、手をよく洗い、作業スペースや器具を清潔に保ちます。肉や作業用具の衛生に十分注意してください。生肉を触りますので、菌の繁殖を最小限に抑えるためによくまな板や包丁を始め手も洗って作業の準備をしてください。清潔なスペースで行うようにしてください。菌は常温が大好きで、時間の経過とともに繁殖していきます。 肉のカット: 肉をカットします。このとき、余分な脂肪や膜を取り除くことで、ひき肉の質を向上させます。(←ここはとても大切です!仕上がりが違います)また、肉を小さな塊にカットしやすいように、凍らせてからカットすることもできます。この時、半冷凍状態にすると包丁で切りやすくなります。 冷やす: 肉のかたまりを冷蔵庫で一時的に冷やすことで、肉を扱いやすくします。冷やすことによって肉が固まり、包丁での切りやすさやフートプロセッサーを使ったときにひきやすさが向上します。 ひき肉を作る: カットした肉をよく研がれた包丁で細かく刻み、ひき肉状にします。または、フードプロセッサーを代わりに使用しても良いでしょう。ただし、フードプロセッサーを使用する際には、肉が均一にひき肉になるように注意してください。 再冷却: ひき肉になったら、再び冷蔵庫で冷やします。これによって、ひき肉の質と風味が向上します。このひと手間がおいしくなるポイントです。 調理前の取り扱い: ひき肉を冷蔵庫で保管する場合は、食品用の密閉容器に入れて保存し、早めに使用することをおすすめします。また、調理前に十分に加熱してからお召し上がりください。ひき肉は長持ちしません。お早めにお召し上がりください。  使うお肉や部位、スジや膜の取り方で仕上がりが異なります。きれいに掃除されたかたまりのお肉ほど、よりきれいな仕上がりになります。   the niku boxのひき肉はプロの職人たちがひとつひとつ丁寧に掃除してから挽いています。余分な作り置きもしませんので、常に新鮮な状態のひき肉をお出ししています。   自宅で作るのが面倒な方は、プロのひき肉も販売していますので、よかったら是非ご利用ください!
  • お肉の本場、アメリカでは

    お肉の本場、アメリカでは

    なぜお肉の本場がアメリカか?その答えは消費量を見れば一目瞭然です。   お肉の消費量の違い 日本のお肉の消費量は年々増加しており、特に豚肉、鶏肉、牛肉が人気のある肉として消費されています。以下は、2021年時点のおおよそのお肉の消費量の推定値です(出典:日本畜産資材協会、日本鶏肉協会): 豚肉(ポーク): 約150万トン 鶏肉(チキン): 約160万トン 牛肉(ビーフ): 約470万トン 2021年時点のおおよそのアメリカのお肉の消費量の推定値です(出典:米国農務省、国家家禽肉協会、米国家畜肉協会): 鶏肉(チキン): 約1300万トン 牛肉(ビーフ): 約1180万トン 豚肉(ポーク): 約930万トン これらの数字はアメリカ国内で消費されたお肉の総量を示しており、一人当たりの消費量を考慮していません。アメリカの食文化では、ハンバーガーやフライドチキンなどの洋食が人気であり、特に鶏肉の消費が非常に高いです。   桁違いに多いですよね。。ですので、お肉の本場と言えばアメリカと言っても過言ではないと思います。   人気のメニューとは アメリカでは多様な肉料理が人気です。アメリカで特に人気のある肉料理のいくつかあげます: ハンバーガー: アメリカの代表的な肉料理の一つで、ひき肉をパティ状にして、バンズで挟んだものです。多様なトッピングやソースを添えて提供され、ファーストフードレストランから高級レストランまで幅広く人気があります。 ステーキ: 牛肉を厚切りにしてグリルで焼いたステーキは、アメリカの食文化において重要な位置を占めています。さまざまな部位のステーキがあり、レストランやステーキハウスで提供されることが一般的です。特にニューヨークではステーキハウスが数多くあり、伝統ある老舗もたくさんあります。 フライドチキン: 鶏肉を揚げたフライドチキンはアメリカ南部の料理として有名ですが、全国的に広く愛されています。クリスピーな皮とジューシーな肉が特徴で、ファーストフード店やレストランでよく提供されています。 バーベキュー(BBQ): アメリカ各地に独自のバーベキュースタイルがありますが、肉を低温でじっくりと焼きながらスモークをかけることで、香り豊かで柔らかい肉料理が楽しめます。豚肉、牛肉、鶏肉など様々な肉をバーベキューで調理します。 リブ: 豚肉や牛肉のリブ(肋骨)はアメリカのバーベキューやスモーク料理で人気があります。タングリブやバックリブなど、さまざまな部位やスタイルのリブが提供されます。 the niku boxもアメリカ産取り扱っています   お肉の本場、アメリカ産も取り扱っています。アメリカ産牛肉の特徴は、穀物飼育をすることで、大きく、そして霜降りがあることです。柔らかくてクセのない肉質が人気です。日本の和牛の等級システムのように、アメリカにも等級システムがあります。 プライム (Prime): プライムは、最高の品質を持つ牛肉の最上位グレードです。このグレードの牛肉は、マーブリング(霜降り)が非常に豊富で、肉質が柔らかく、ジューシーであり、風味が最高のものとされています。プライムグレードの牛肉は一般的に高級レストランや高級食材店で提供されることが多いです。 チョイス (Choice): チョイスは、プライムに次ぐ品質のグレードです。マーブリングが十分にあり、肉質はやや柔らかく、風味も良いものです。一般的なステーキハウスやスーパーマーケットでよく見かける牛肉のグレードです。 セレクト (Select): セレクトは、チョイスよりもマーブリングが少なく、肉質もやや硬くなります。風味はチョイスよりも劣りますが、それでも良質の牛肉として評価されます。セレクトグレードの牛肉は、一般的に加工品やハンバーガーなどに使われることが多いです。 the niku boxでは、厳選したプライムとチョイスのみを扱っています!ぜひお試しください!
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