• もちぶたラブ♡

    もちぶたラブ♡

    豚肉はどれも同じじゃない! いろいろな種類の豚さんがいます。 イギリス原産の白い豚「中ヨークシャー種」、同じくイギリス原産の黒い豚「バークシャー種」、デンマーク産の白い豚「ランドレース種」、イギリス原産の白い豚「大ヨークシャー種」、アメリカ産の白黒の豚「ハンプシャー種」、同じくアメリカ産の褐色の豚「ドュロック種」…。 並べるだけでも様々な種類の豚があります。それぞれ特色があり、日本で広く飼育されている品種ばかりです。 日本で飼育されていない種類も世界にはたくさんあります。スペインのイベリコ豚もその代表格ですね。   黒豚の親子 日本で好まれるのは 日本ではよく豚を食べますね。 もともと日本では古来、イノシシを飼育していました。このイノシシの子孫がのちのちに長い時間をかけて豚となるのですが、中世以降は肉を食べていませんでした。食肉が広まるのは、明治時代以降なんですね。牛鍋(すき焼きの事)が食べられるようになったんですね。 日本人が豚肉を好んで食べるのは、その値段とバリエーションの多さではないでしょうか。 世界でも人気の和食は、素材の味を最大限に生かしてうま味を楽しむ味付けになっています。牛肉ではどうしても個性が強くて、煮物料理をはじめとした和食には牛肉の味が前に出るような感じです。 一方、豚肉はどんな料理にも合い、また牛肉よりは安価なために好まれて食卓に並びます。 私たちが食べる豚肉のほとんどは外国が原種のものが多いって知っていましたか? 銘柄豚 和豚もちぶたづくり 約30年前に日本の農家さんが立ち上がります。日本一美味しい豚を作るためです。 研究を重ねた結果、3種類の品種を掛け合わせその両親から生まれてくる豚さんだけを「和豚もちぶた」として作りました。徹底的に日本人好みにしました。それは臭みをなくすこと。甘みを出すこと。この二つだと思います。 人と同じでストレスに弱い生き物ですので、ストレスのない環境づくりを始め、食べるエサにもこだわります。しっかりデータも取り、科学的アプローチと人の手で愛情たっぷりに育てることで臭みが全くなく、脂でさえもほんのり甘いピンク色の豚肉が作られているのです。   もちぶたロースです。脂身でさえも甘くてとろけます! 豚肉でも牛肉でもしゃぶしゃぶにすると、「アク」が出ますよね。このもちぶたはでません!長年肉屋を営んでいますが、「アク」がでないお肉はありません。   もちぶたバラもしゃぶしゃぶや豚丼にも! 本当においしいからこそおすすめします! とにかく美味しいです。脂身でさえも甘くてとろけます。和牛も同じなのですが、人肌の温度で脂身が溶ける程融点が低いのです。これは、良質のお肉である証拠です。品質の良くない脂は溶けずに口に残ります。 口当たりも良く、ほんのり甘い赤身と脂身は極上のうま味です。 忖度なしでオススメです!日本の農家さんの底力を是非お試しくださいね!
  • 和牛と国産牛って違うの?

    和牛と国産牛って違うの?

    同じじゃない和牛と国産牛 日本の牛肉と言えば、和牛と国産牛ですね。日本で育った牛だから同じだろうって思いますね。でも実は違いがあるってご存じでしたか? 国産牛は日本国内で生産された牛の事です。名前からもそれがわかります。飼育されてきた期間の中で日本で飼育された期間が最も長ければ国産牛と呼ばれるのです。必ずしも生まれてからずっと日本で飼育されてきた牛ではないのです。 国産牛の定義を食品表示基準法を見てみると、こんな感じです。 国産品(国内における飼養期間が外国における飼養期間(二以上の外国において飼養された場合には、それぞれの国における飼養期間。以下同じ。)より短い家畜を国内でと畜して生産したものを除く。)にあっては国産である旨を、輸入品(国内における飼養が外国における飼養期間より短い家畜を国内でと畜して生産したものを含む。)にあっては原産国名(二以上の外国において飼養された場合には、使用期間が最も長い国の国名)を表示する。 食品表示基準 第18条 第1項 第2号のイより 外国生まれでも日本で長く飼育された牛が国産牛として名乗れるのです。 一方、和牛は食肉用として日本古来の牛に外国産のさまざまな品種を交配して品種改良を行ってきた種類のみが名乗ることが出来ます。 和牛の種類は4種類だけ 和牛と呼ぶことができる品種は、黒毛和牛、褐毛和牛、無角和牛、日本短角種です。さらには日本で生まれて育っていることが条件です。 黒毛和牛: 黒毛和種とも記載されます。日本の90%以上を占める種類です。肉質は赤身にまで脂の霜降りが入っているのが特徴で、脂の風味もよく、肉種としては小柄です。有名なブランド牛は、「仙台牛」や「宮崎牛」や「神戸牛」等です。 褐毛和牛: 褐毛和種とも記載されます。赤い毛の牛で、あかげ牛とも呼ばれます。肉質は黒毛和牛に似ていて、赤身が多くて脂身が少ないことが特徴です。熊本県や高知県で飼育され、「肥後牛」や「土佐和牛」として知られています。北海道や東北地方でも飼育されているそうです。 無角和牛: 無角和種とも記載されます。赤身が多い肉質です。山口県萩市で飼育されている種類がこの無角和牛です。非常にまれな品種で、1か月で3~4頭くらいしか出荷されないそうです。 日本短角種: 東北地方で主に飼育されている種類です。肉質は赤身が多くて柔らかいと言われています。和牛の中でも、最も大きく育ちます。   高知県でのあかうしが放牧されている様子 黒毛和牛には、血統管理をする個体識別番号と呼ばれる10桁の番号が付与されます。この番号で先祖や育ったところがわかったりします。牛の戸籍みたいなものですね。これは世界で唯一のシステムなんだそうです。 黒毛和牛のお味 黒毛和牛の最大の特徴はきめの細かい赤身にさす脂身(霜降り)具合が美しいことです。美味しい肉質にするために明治時代から品種改良が続けられてきています。その他にも食べる餌や飼育環境にも配慮し作られた和牛は極上のうま味たっぷりです。   黒毛和種「仙台牛」モモ ジューシーな赤身に加えて、ほんのり甘みのある脂も美味しいです。美味しいお肉の脂は美味しいんです!人肌でとけてしまうのも、和牛の脂の特徴です。   黒毛和種サーロインステーキ ステーキやしゃぶしゃぶやすき焼き…部位によっていろいろな楽しみ方があります。 おうち時間が増えた今、おうちでのハイライトとして黒毛和牛を食べてみませんか?
  • サンドイッチの幸せ

    サンドイッチの幸せ

    サンドイッチの今むかし もともとサンドイッチは古代ローマ帝国で食べられていたと言われています。その記録がローマ人が入植していた地イギリスでも遺跡から発見されたりしていたようです。その最初のサンドイッチは、パンにラム肉とナッツとハーブを挟んだものを食べていたようです。 その後18世紀後半、サンドイッチを飛躍的に有名にしたのはイギリスのサンドイッチ伯爵だと言われています。カードゲームに興じていたサンドイッチ伯爵がサロンで出したことに人気の火がついたそうです。ゲームをしながら手軽に食べられるものを‥ということでパンに具材を挟んで出したのが受け入れられたようです。貴族が遊びに集中するためにだったのですね。笑 一方、日本には1899年(明治32年)に初めて駅弁として売られたそうです。こちらもまた大変日本らしいですね。日本人が旅を非常に好んだことは、江戸時代にも伊勢参りが大流行したことでもよく知られています。旅のお供の駅弁として浸透していったのでしょうね。 西洋諸国におけるサンドイッチの位置づけは、日本のおにぎりと同じだと思います!どちらも手軽ですものね。 サンドイッチおもしろ具材 一躍サンドイッチを有名にしたイギリスでは、サンドイッチをよく食べます。ランチには必ずサンドイッチを食べているといっても過言ではありません。 さてその中身は何でしょうか? イギリス人たちはチキンやターキーが大好きです。淡泊な味を好むのみたいです。非常にチキンとターキーを使ったサンドイッチが多いです。パンにたっぷりのバターを塗り、中身はチキン(またはターキー)とレタスとトマト、チキンとマスタードだけ、チーズとチキンを挟んでホットサンドにしたり。 ハムも人気の具材です。その他には、たまごのサンドイッチやツナとトマト、スモークサーモンとクリームチーズ等変わり種もあります。イギリスではあまり人気がないのか、ツナやサーモンの種類は少ないです。 珍しいかもしれない具材は、きゅうりです。日本でも食べられるところがありますが、アフタヌーンティーではほぼ必ずあります。ハイ、きゅうりオンリーです。たっぷりのバターときゅうりのみです。とても伝統的な具材で、イギリス人たちは紅茶と共に楽しんでいる具材です。 あまり見かけることはありませんが、高級サンドイッチ商品ラインとして、ローストビーフやパストラミなんかもあったりします。 一番驚いたおもしろ具材は、「ポテトチップス」のサンドイッチです。ガテン系のおにいさまがランチに食べていらっしゃいました。炭水化物x炭水化物ですね。笑 サンドイッチはパンにはさんで食べる食べ物なので、なんでもOKなんです。 日本にも焼きそばパンがあるくらいですから、同じですね。 お好みの具材xパン=幸せ∞ サンドイッチの中身の種類の豊富さは、ほぼ無限大といってもいいのではないでしょうか。その具材と量や組み合わせ方は作る人次第。考えるだけでも楽しいですね。 好みの具材を挟んで食べれば、大満足間違えなしですね。たまご、ハム、レタス、トマト、ベーコンにサーモン、フルーツや生クリーム、ニンジンのフラッペ、カイワレ、きゅうり…書き出せないほどたくさん出てきます。 the niku boxは肉屋さんのサイトですので、お肉のご紹介をさせてください。イギリスではサンデーロースト、いわゆる日曜日に家族団らんで食べるローストビーフ。1日では食べきれない事が多々ありますので、翌日はサンドイッチにして食べることも良くあることなんです。 ローストビーフをわざわざ作ってからサンドイッチにするのは少し面倒ですよね。実は、すでに加工されたローストビーフがあります。 アンガス牛の希少部位のローストビーフ イギリス・スコットランドの東側のアンガス州を原産としたブランド銘柄のアンガス牛のローストビーフです。トモサンカクと言われる希少部位を使用しており、すでに味が付いていますので、スライスしてパンに挟めばサンドイッチができてしまうお手軽品です。 この品物のアンガス牛は黒毛の牛です。赤い毛の牛もいますが、黒毛の方です。アンガス牛の特徴は、赤身が強めなのに肉質が柔らかいことです。また成長促進剤ホルモンを使かっていませんので、安心で安全です。 トモサンカクとは、牛の後ろ足の付け根で内モモの下側にあるシンタマと呼ばれる部位の外側にあります。この部位は、牛1頭から数kgしかとることができない希少価値の高い部位です。食感の最大の特徴は、さくっと歯切れが良く歯ごたえも柔らかいです。そのため、通常牛モモを使って作られる他のローストビーフとは違った食感を存分楽しむことが出来ますよ~。 是非お試しくださいね!
ご登録いただきありがとうございます!
このメールアドレスは既に登録されています