• 自分で作るバーガーパティ:完全マニュアル!

    自分で作るバーガーパティ:完全マニュアル!

    夏休みに入って、バーベキューを楽しまれる方もたくさんいらっしゃると思います。バーベキューでハンバーガー用のパティを焼いてみたことはありませんか?実はイギリスでは、ハンバーガーパティはバーベキューには欠かせないアイテムなのです!パンに挟んで食べられる手軽さが人気の秘密なのだと思います。日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、せんえつながら、バーガーパティについてお肉屋さんのアドバイスをさせて下さい。 バーガーパティで一番大切なこと。それはひき肉です。そんなことは当たり前だと思われると思いますが、本当に大切な事なのです。世の中のハンバーガー屋さんはそれぞれこだわりの配合で作っていらっしゃいます。値段の高いハンバーガーはより値段の高い部位の牛肉を使っているのでしょう。中にはステーキとして使う部位をハンバーガー用に作っているパティもあったりします。 香りや味を最大限に活かすには、実はお安い牛肉の部位を使った方がよかったりもします。赤身と脂身の割合が鍵で、その具合で食べる人の好みによって感じ方が違うと言われています。お肉屋さんが何年も何年もかけて研究して、完成度を上げて行っています。 ハンバーガーパティを焼くときのアドバイスです。   お肉の部位 お安めの部位がパティにはおすすめです。お好みによるかと思いますが、一般的には肩ロースやフランクと呼ばれるよく筋肉を動かす部位がおすすめです。この部位にはミオグロビンという色素たんぱく質が多く含まれていて、牛肉らしい色味と味わいを出してくれます。さらには、赤身と脂身のバランスが非常にいいのです。高価な部位となるとランプやリブアイのような部位になりますが、こちらは脂身を足したりして、調整が必要になります。 おすすめのパティ部位は、肩ロースやブリスケットです。もちろんほかの部位も向いていないわけではありません。   お肉の熟成期間 乾燥熟成させたお肉の方が出来上がりがよくなることは間違えありません。熟成させる工程でできる外側の層(チーズと同じでカビの層です)は取り除いた方がよいでしょう。 乾燥熟成をさせることで水分が少なくなります。パティには水分が必要です。個人のお好みによるところが大きいですが、これは肉屋の長年の経験から水分はあった方が◎です。熟成したお肉を使えば牛肉の香りがとても強く出ます。ただ長期間熟成したものは、残念ながらハンバーガーパティには適していません。 ヒキ目 バーガーパティの肉感はひき肉を作るときのヒキ目で変わります。1回だけ挽いたり、2回挽いたり。粗く挽いたり、細く挽いたり。バリエーションはいろいろです!   脂身の配合率 脂身がお好みではない方も多いかもしれませんが、ハンバーガーパティには大切な要素だったりします。脂身はジューシーさを出してくれたり、香りづけになります。そのため実はとても大切な材料なのです。赤身と脂身は8:2だったり、7:3が理想と言われています。調理方法やお好みにもよりますが、焼き加減は赤身が多ければミディアムレアからミディアム。脂身が多ければミディアムからウェルダン(よく火が通っている状態)がおすすめです。食中毒を避けるためにも中の温度が75℃で1分加熱するようにしてください。   味付け 言うまでもなく、味付けはただのひき肉ではなく、ハンバーガーらしい味にするために必要です。少なくとも塩・コショウは必要ですが、味付けには何を使っても大丈夫です。お好みでいろいろなスパイスを試してみてもいいかもしれません。マスタード、ケチャップ、みじん切りの玉ねぎをいれればジューシーなバーガーパティになります。手でひき肉と材料を混ぜます。手ごねなら、力加減も調整できますので、舌触りよく作ることができますのでオススメです。   バンズ 市販のハンバーガー用の丸いパンをお使いいただければ本格的に。内側をすこしだけトーストすれば、パンが肉汁やソースを吸ってふやけるのを防ぎます。お好みで軽くトーストしてみてください。 バーベキューで焼いてみよう グリルをしっかり予熱しておきましょう。冷えた状態から焼くと、パティがくっついてしまいます。焼く前に10分くらいは温めておくとよいでしょう。 ジューシーでミディアム位の焼き加減のハンバーガーに仕上げるには、アツアツの鉄板で片面ずつ4~5分焼いてください。あまり触らずに放っておくのがミソです。しっかり焼き目を付けてうま味を封じ込めてください。 チーズを付け加えるなら、パティが焼きあがってからチーズをのせて30秒くらいフタをしましょう。(この時耐熱のボウルでもOKです)チーズがとろけてハンバーガーパティを包み込んでくれます。焼きあがったらバンに乗せて出来上がりです! 暑い日が続いていますが、冷たい飲みものと一緒にお楽しみください♪
  • 鶏肉ってヘルシー?その真実に迫る!

    鶏肉ってヘルシー?その真実に迫る!

    鶏肉が低カロリー・高たんぱく質であることはよく知られていると思います。アスリートやたくさん運動をする人たちにも大変好まれて食べられています。鶏肉ってヘルシーなイメージがありますが、その真実について解明していきたいと思います! ご存じの通り鶏肉はたんぱく質の宝庫です。たんぱく質は体の代謝に不可欠なもので、健康的な食生活には欠かせません。鶏肉が高濃度のたんぱく質があることの他に8種類のアミノ酸が含まれていることも 知られています。低脂肪としても知られていますが、鶏肉に含まれる脂肪分は不飽和脂肪で、心臓病予防として効果があると言われています。ですので、いい脂肪です。 たんぱく質は胃の中でゆっくり消化されます。血糖値の上昇をある程度抑えることができ、食事の後も空腹感をそれほど感じさせない役割があります。健康にもお財布にも優しいんですね。 鶏肉にはビタミンB3が豊富で、自律神経や消化器官に効果的に働きかけます。またビタミンB6は、アミノ酸の代謝と赤血球の成形に不可欠です。鶏肉類を食べることでセレンという必須ミネラルも摂取することができます。セレンには抗酸化作用があるともいわれています。 皮なしの鶏ムネは脂肪分が一番少ないので、一番ヘルシーな部位と言えるでしょう。 鶏ももやチキンレッグなどは鶏ムネやササミと比べて脂肪分が多いと言われています。脂肪を貯めるための組織がこれらには多いためです。牛肉などの赤身肉のモモは鶏と同様の構造になっており、水分を上手に分配してくれるので、煮込み料理やたれに漬け込む料理方法と相性がばっちりなのです!ですので、鶏モモやチキンレッグ、手羽元、手羽先が美味しい理由はこのためです。 トリ皮は一番脂肪分が多い部分になります。100gあたり脂肪分は41gで、454kcalとなります。カリカリに焼き上げれば、とてもおいしくなるのは周知の事実ですよね。ダイエット中の方には皮は取り除いてお召し上がりになるのがいいかもしれません。     鶏肉がヘルシーかどうかは個人によるところが大きいですが、鶏ムネは冷蔵庫にストックしておいて間違えはないと思います。the niku boxでは国産の鶏ムネを扱っています。東北のきれいな空気と水で大切に育てられた鶏です。エサにもこだわり、弾力のある肉質で臭みもありません。是非ご自宅にストックしてみてはいかがでしょうか。  
  • 北米気分を味わおう!メープルシロップとマスタードソースのプルドポーク

    北米気分を味わおう!メープルシロップとマスタードソースのプルドポーク

    実は作るのがとても簡単なプルドポーク。もともとはアメリカ南部が起源と言われ、アメリカのバーベキューシーンでよく食べられる料理になったそうです。   今回はオーブンを使ったレシピをご紹介していますが、圧力鍋やスロークッカーを使っても作ることが出来ます。 それではレシピをご紹介します♪   材料 豚肩ロースブロック 500g 海塩 50g ブラウンシュガー 75g メープルシロップ 25ml 粒マスタード 25g 粉マスタード 大さじ1/2杯 黒コショウ 適量   作り方 ジップ付の袋などに塩50gと50gの砂糖をいれて混ぜます。豚肩ロースにまんべんなくぬりこみ、すき間なくコーティングします。その後、一晩冷蔵庫で寝かせてください。 翌日豚肩ロースを取り出し、キッチンペーパーで余分な水分を拭き取ってください。オーブンを140度で予熱しておきます。 残りの砂糖、メープルシロップ、マスタード、黒コショウを混ぜておきます。ソースの半分を豚肩ロースにぬりこみ、オーブンで3時間で焼きます。 2時間経過したら、残りの半分を豚肩ロースにかけて仕上げていきます。 3時間焼いたら、豚肩ロースを取り出してアルミホイルでカバーし30分程ねかせます。その後、豚肩ロースをフォークなどでお肉をほぐしてください。 ほぐしたら、出来上がりです♪ スープに入れても、サンドイッチにしても、美味しく頂けます!お試しください。Bon Apetit!  
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